名張駅(なばりえき)は、三重県名張市平尾にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である。駅長配置駅である。駅番号はD49。
歴史
- 1930年(昭和5年)10月10日:参宮急行電鉄の榛原 - 伊賀神戸間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- なお、JR東海の名松線は名張と松阪を結ぶ計画からこの名称がついたが、参宮急行電鉄が先に開通したため名張まで延伸されることはなかった。
- また、この名張駅に先んじて1922年(大正11年)から名張の中心部、現在の西名張郵便局付近に伊賀鉄道→近鉄伊賀線の名張駅が設置されていた。こちらは参宮急行電鉄名張駅の開設時に西名張駅と改称し、1964年(昭和39年)に西名張 - 伊賀神戸間を廃止したため、廃駅となった。
- 当初は参宮急行電鉄もこの伊賀線の名張駅を経由する予定であったが、新線建設を聞き付けた利権屋による周辺の土地の買い占めなどの問題が発生したため、市街地の南を迂回する路線となり、このルート上に現在の名張駅が建設されたとされている。
- 1965年(昭和40年)3月18日:特急の停車駅に追加。当初は阪伊乙特急の一部が停車していた。
- 1976年(昭和51年)3月18日:名阪・阪伊乙特急の全列車停車駅に追加される。
- 2003年(平成15年)3月6日:京伊特急の全列車停車駅に追加される。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始。
- 2019年(平成31年)3月14日:接近・発車の案内放送が更新。
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ、待避可能な地上駅。ホーム有効長は10両。改札口は西口・東口の2ヶ所で、ホームとは地下道で連絡している。西口駅舎は古い木造建築。伊勢中川側寄りに留置線が多くある。
のりば
- 付記事項
- 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
- 4番のりばからは伊勢中川方面へ出発することが可能である。
特徴
駅設備・営業面
- 特急券の即時購入が可能であり、西口は専用の自動券売機で、東口は窓口にて対応している。各ホーム上でも直近の列車のみ特急券売機で購入が可能となっている。定期券は黒の券売機で購入が可能で、窓口による定期券サポートにも対応する。
- PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。なお、ICカード入金機(千円札のみ対応)も設置されている。
- 東口の改札口に隣接してファミリーマートがあるものの、当駅は近鉄リテーリングが運営する有人売店設置駅には指定されていない。
- 駅長が配置されており、赤目口 - 西青山間の各駅を管理している。乗務員交代も当駅で行われている。
ダイヤ面
ダイヤ面の特徴を以下に示す。
- 日中の当駅の運行本数は概ね特急が毎時2本(これに加えて通過列車が1本)と急行・普通が毎時3本の合計毎時5本であり、当駅で緩急接続や列車待避が行われる。
- 全ての乙特急(停車タイプの特急)が停車し、日中の行き先は主に大阪難波、名古屋・賢島。
- 早朝時間帯を中心に当駅始発の特急列車が設定されているほか、深夜帯は当駅終着の特急列車も多数設定されている。
- 日中の急行列車の行き先は主に大阪上本町、青山町・伊勢中川及び五十鈴川。大阪上本町からの急行列車の一部は当駅止まりであり、青山町方面へは普通列車が接続する。
- 朝夕時間帯には運行される種別が変化し、運行本数が最大毎時10本程度に増発される。
- 京都方面の特急が運行されるほか、特急同士の列車待避が行われる場合がある。
- 早朝の青山町駅発の五位堂行き普通を除き、下り方面からの普通電車及び準急、区間準急と伊勢中川方面からの直通の普通電車の乗り入れは当駅までとなっているが、一部は後述のように種別行先変更を行っている。
- 大阪上本町方面は急行列車に代わり、快速急行と準急列車・区間準急・普通列車が運転される。
- 青山町方面は、快速急行の運行に加え、普通列車の増発が行われている。
- この他、全ての種別の一部列車で当駅発着、種別行先変更、増解結などが発生する。
利用状況
「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
名張駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
駅周辺
バス路線
- 三重交通(伊賀営業所)
- 西口・1番のりば
- 20 曽爾香落渓線 曽爾高原(季節運行)
- 21 曽爾香落渓線 山粕西
- 31 奥津線 敷津
- 敷津より先奥津駅前方面は2021年3月末で廃止(敷津で津市美杉地域のコミュニティバスへ乗り換え可能だが曜日限定)。
- 33 奥津線 滝之原下出・比奈知学校前
- 06 梅が丘線 MEGAドンキUNY名張店
- 71 上野名張線 上野市駅・伊賀上野駅前
- 72 上野名張線 三交伊賀車庫
- 74 上野名張線 岡波総合病院
- 西口・2番のりば
- 06 梅が丘線 北まわり・南まわり 梅が丘
- 06-1 梅が丘線 名張市立病院(土休日運休)
- 06 梅が丘線 名張市役所
- 名張市コミュニティバス「ナッキー号」 桔梗が丘駅前・市役所方面/瀬古口・ふれあい方面(土休日運休)
- 高速バスいが号(高速伊賀大宮線) 横浜駅・池袋駅・大宮駅経由 大宮営業所
- 東口・1番のりば
- 21 曽爾香落渓線 近大高専経由 山粕西(朝1便のみ)
- 25・28つつじが丘線 北まわり つつじが丘
- 26・27つつじが丘線 南まわり つつじが丘
- 東口・2番のりば
- 05 百合が丘線 東まわり・西まわり 百合が丘
- 07 百合が丘線 名張市立病院経由 百合が丘
- 東口・3番のりば
- 04 市立病院経由 名張青峰高校(平日のみ)
- 07 百合が丘線 桔梗が丘駅前(平日のみ)
- 27・28つつじが丘線 名張市役所(平日のみ)
- なお、月ヶ瀬梅林の観梅時期には桔梗が丘駅を経由して月ヶ瀬へと向かう臨時バスが設定されている。
- 奈良県山添村・東豊地域コミュニティバス(東豊どりーむ号)
- 東口・第三銀行裏駐車場
- 山添名張線 葛尾・毛原(土休日運休)
- 大西名張線 葛尾・大西(土休日運休)
- ほっとバス錦(名張市錦生地域・奈良県宇陀市方面)
- 東口
- 安部田線 名張市役所前/大和龍口(土休日運休)
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- D 大阪線
- □特急停車駅
- ■快速急行・■急行・■準急・■区間準急・■普通
- 赤目口駅 (D48) - 名張駅 (D49) - 桔梗が丘駅 (D50)
- (準急・区間準急は当駅以西のみ運行、当駅を跨ぐ普通は早朝の青山町発五位堂行きのみ)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報|名張 - 近畿日本鉄道




